あの日、素直に好きと言えたなら｜後悔と欲望が絡み合う、熟れすぎた幼馴染──感情剥き出しのNTR短編

人気エロ同人「SMUGGLER」のアダルト漫画です。

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「好きだった──ずっと昔から」そんな一言すら言えずに過ぎた一瞬が、取り返しのつかない後悔へと変わる。誰にでも、胸の奥に眠る“あの日”があるのではないでしょうか。

SMUGGLERによる最新作『あの日、素直に好きと言えたなら』は、そんな記憶の断片を思い出させながら、あまりにも生々しく、そしてえぐるように心を抉ってきます。

ただエロいだけでは終わらない。後悔と性欲、そして青春が混じり合う濃密な50ページ。その魅力を、徹底的にレビューしていきます。

作品の3つの見どころ

この作品が読者に訴えかける魅力は、大きく分けて以下の3点に集約されます。「幼馴染との温度差」「高い作画力が生む臨場感」、そして「誰にも訪れうる後悔の普遍性」。

それぞれが絡み合い、読み終わったあとには、胸の奥がズシリと重くなるほどの余韻を残します。

陽キャになった幼馴染、夏音の現実感

かつて隣にいた等身大の幼馴染が、進学をきっかけにすっかり垢抜けて白ギャル化──という導入は「あるある」ながらも、決してテンプレでは終わらせない重みがあります。

特に、夏音が初めて告白する場面の緊張感と、その直後に主人公が放ってしまう「最悪の断り文句」のギャップは、読者の心を掴んで離しません。

ヒロイン夏音はただ「陽キャで性に奔放なギャル」なのではなく、過去と現在の間で揺れる非常に人間味のある個体。だからこそ、彼女の選択や変化には説得力があり、最後の1コマに至るまで、彼女の存在が作品全体を支配しているのです。

圧倒的な作画力が生む“リアルな悔しさ”

SMUGGLER作品に共通する「漫画としての説得力の強さ」は、本作でも遺憾なく発揮されています。とりわけ静と動のコントラストを活かしたコマ運び、キャラの心情を汲み取らせる瞳や仕草の描写には脱帽。

SNSでも反響の大きかった「振り向いた夏音の一瞬の表情」、これがすべてを物語っています。彼女の笑顔に走る微かな影、それを見逃さない作画の妙。

典型的な性描写パートでも、キャラクターの表情から罪悪感、諦め、快楽…すべてが繊細に描き込まれ、単なる“エロシーン”として消費できない深い味わいを与えています。

BSSだからこその、“あの時こうしていれば”が突き刺さる構成

タイトルにもなっている「あの日、素直に好きと言えたなら」という台詞。この重みが、全ページに滲み出ています。性の悶々とした興奮と、不器用だった過去の自分への怒りと後悔。「高校時代にありがち」で済ませられない、感情のリアルさがここにはあります。

既に夏音は別の男といる、しかもその“竿役”がまた清々しいほどのクズ。だが、その分だけ主人公と読者に突き刺さります。目の前で覆されていく関係性、そのどうしようもなさに、一部の読者は「これは鬱になる」とすら語るほど。

まさに、妄想と青春の接点としてのBSS（Best Shit Scenario）を骨太に実現した短編と言っていいでしょう。

この作品はこんな人におすすめ！

幼馴染との再会やすれ違いに心を揺さぶられる経験がある人
BSS（後悔ありNTR的状況）系の作品に魅力を感じる人
高い作画力と心理描写が融合した作品を探している人

まとめ

『あの日、素直に好きと言えたなら』は、エロ同人という枠を超えて、一つの“感情体験”として成立している稀有な作品です。

「こういうのでいいんだよ」ではなく、「こういうのじゃないとダメなんだ」と言いたくなるような、青春ど真ん中の感傷と、本能的な興奮が同居する一作。

今作のラストには「to be continued」の文字もあります。もし続編が描かれるなら、読者としての私たちは、主人公がどんな選択をし、どう「自分」に向き合うのかを見届けずにはいられないでしょう。
BSSファン・青春失恋エロの最高峰を探しているすべての読者に、本作を熱烈に推します。

作品の基本情報

レビュー	4.77
発売日	2025-07-13
収録	50ページ
ジャンル	学園もの　おっぱい　専売　男性向け　成人向け　独占　幼なじみ　BSS　寝取られ・NTR　白ギャル
サークル	SMUGGLER
品番	d_622874
価格	￥990

あらすじ

「ずっと好きだった！」「だからうちと付き合って欲しい！」幼馴染の夏音からの突然の告白に、おれは心底戸惑った昔からずっと当たり前のように隣にいた夏音二人共大きくなり進学し、おれは陰キャに、夏音は陽キャにそんな夏音と付き合うなんてイメージが湧かずにおれは咄嗟にその告白を断ったサイテーな一言とともにあの日、無理をしなければあの日、恥ずかしさ…